新潟市の税務会計は新潟の税理士、会計事務所にご相談ください!
高品質で低価格、腰の低い柔軟な税理士が対応!確定申告や起業支援、会社設立、資金調達(融資、補助金、助成金等)もお任せください!

未経験者が実際に行ったM&Aの記録
チャイ販売のECサイト「ルナタスティ」事業譲渡の体験談です

未経験者が実際に行ったM&Aの記録

エピソード1

事業譲渡(M&A)をやってみたい

ある日のこと、「事業の幅を広げるためにも、事業譲渡(MA)を当法人でもやってみたい」という代表の一言。

これまで実践を通しリアルな経験を大切にしてきた私たちでしたので、当然事業譲渡でもまずは私たちがやってみることになりました。

「やるならマーケティング力の試されるECサイトでしょう!」とまた代表の一言。すぐに、事業譲渡を扱うサイトを閲覧し、EC事業で検索を開始しました。

事業譲渡を扱うサイトはたくさんありますが、そのとき私たちが利用させていただいたのが『バトンズ』というサイトでした。当時、250件ほどのEC案件があったと思います。事業規模や、事業内容など多方面から検索をし、そして出会ったのが「ルナタスティ」でした。カフェをゼロからスタートさせ本格的に運営を行っている私たちとしては、とても相性が良いと思いました。

エピソード1

大変人気の事業だったので、「無理かもしれないなぁ」とも思っていましたが、心はすでに「どういうふうにチャイをプロデュースするか」という方に向いていました。今思い返すと、そんな前向きな気持ちが、ルナタスティと私たちを結び付けてくれたのかなぁとも思います。

ドキドキの面談

譲渡者とは、何度か面談を致しました。面談内容としては、当たり前ですが、メインは事業の事です。どのような想いで事業をスタートさせたか、現状はどうか、チャイ市場のこと、譲渡することになった経緯など、1時間程度の面談を計3回ほど行いました。成約までの面談には、仲介業者の方にもお立合いいただきました。県外同士だったので、毎回zoomでの面談となりました。

エピソード2

面談で一番学んだことは「何を譲受するのか」という事以上に、『誰から譲受するのか』ということがとても大切だということ。

面談をさせていただくなかで、いつも好意的な譲渡者のお人柄を大変気に入り、チャイ事業はもちろんのこと、「この譲渡者から事業を引き継ぎたい」という気持ちが沸き起こりました。

この『誰から譲受するのか』という直観を大切にできたことは、後の譲渡期間でのやりとりのなかで、何度も痛感することになりました。

「まさか…」の出来事も
たくさんありました

LBでは担当者からMAについてお客様にアドバイスすることがあるのですが、実際に当事者となることで初めて気が付くことがありました。MAにはお金や条件のことだけでなく、「相手の想い」を引き継ぐことが大切ということです。

譲渡者が、これまで一生懸命に作ってきたものを理解し、引き継いで初めて、事業が継続できるのだと実感しました。更に今回はオンラインのみで引継をしたので、顔が見えない難しさもありました。隣で「これはコレ」と教えていただくことができないので、写真を撮ったり、zoomで面談をしたりということに歯がゆさがありました。

法人の本店が東京、活動場所が県内(コロナのため)ということも影響しました。書類やお客様からのお問い合わせが東京に行ってしまわないように配慮し、これからお取引をさせていただく業者様へも丁寧に説明をさせていただきました。

エピソード3

他にも、ある日譲渡物が届いてみてビックリ。大きな段ボールが4箱もあり、持ち上げる事すらできませんでした。しばらく、通路に置いたまま1つひとつ中身を確認して片付けました。譲渡ではすべての品物を譲受するわけなので当たり前ですが、「それにしてもねぇこの量」と苦笑いが止まりませんでした。

想定外のエピソードであればまだまだ尽きませんが、新しいことを始めるという時には、こうした多少のトラブルが付きものですね。

分からないことだらけの渦のなか

譲渡者の方が大切に育んで来られた事業を、わずか2か月程度で引き継ぐということは、それなりに苦労も多くあります。「何をどこにどう発注して、どのサイトから入って、どの登録が必要で、これは何だっけ?」そんな毎日が続いて、分からないことが分からず、点と点の情報が、少しずつ線と線で結ばれて行く感覚でした。

譲受前は、「チャイをこうPRしたい」とか「こんなふうにマーケティングしていこう」、「ここのお店に置いてもらうといいのでは?」「こんな企画をしてみたい」と妄想をしていました。ですが、「やりたいことをやるためには、やるべきことをやる」というプロセスがあります。やりたい事なので、やるべきことも含めて楽しい事なのですが、やはり、事務的なことや覚えることがたくさんありすぎて、それだけで終わってしまう日々がもどかしくもありました。

エピソード4

こんな状況のとき、やはり譲渡者の宮下様から何度も何度も助けていただきました。同じような質問をしてしまっても、何度確認をしても、受容的にお返事を下さり、一度も不満を言われることも有りませんでした。お陰様で、「分からないことをまた質問したらまずいかな」と言った変な気持ちが生れず、素直に「教えて下さい」とお伝え出来ました。(※先方は本当に大変だったことと思います。)

これもまた、「『誰から』譲受するのか」が本当に大切なんだと思い返す出来事となりました。

完成、そして…
ようやくスタート

遅れやトラブルもありましたが、封入業者さまから完成したチャイを納品していただき、チャイが手元に届くと、ワクワクする気持ちと同時に「本当に売れるのかなぁ」という不安も湧いてきました。在庫を発注するときはあんなに強気になって、予定していた在庫数の倍くらいの量を作ることにしていましたが、いざ納品されてみると心配にもなりました。不安な気持ちはすぐに脇に置いて、販売再開を待っていて下さるユーザーの方や、譲渡して下さった宮下様の顔を思い浮かべ「頑張って売ろう、売り切ろう!」とマインドセットができました。

販売再開は、2022/3/14のホワイトデイに決定。SNSHP、購入サイトに販売再開のお知らせを書き込んでいると、どんどん緊張感が高まってきました。まだ、すべての種類のチャイが手元には無かったので、オリジナルチャイ(スパイス量普通)とミルクティのみでの販売再開となりました。

販売再開前は、朝早くに目が覚めてしまい、チャイを飲みながら心を落ち着けると言った感じで、チャイ事業と向き合っていました。販売再開時の気持ちをメモしたものがあります。

2022/3/14

販売再開です

緊張でドキドキ

手足が冷たくなって、きょろきょろ

本当に、始めた、始められたという不思議な気持ち

オフィスのなかで、1人そわそわふわふわした感じ

(オフィスにはいつも通りに)みんないるのに、1人の世界が出来ています

ECサイト再OPEN

起業をされるみなさんのなかには、このような気持ちをお持ちの方もいらっしゃるのかなぁと思います。もちろん、すべてワクワクのまま進まれる方もいれば、スタートするときには辞めたくなっているような方もいらっしゃるかもしれません。また、私は事業の一環でしたが、人生をかけて起業をされる方のお気持ちを考えてみると、測り知れないものがあります。いずれにしても、いろんな気持ちを抱えてLBへご相談にいらっしゃる方のお気持ちを、より一層大切にさせていただきたいと思いました。

ルナタスティ関連リンク集

新潟の税理士への無料相談はこちら

税理士へのご相談はこちら。

お気軽にご相談ください!
オンライン対応も可能です!

「サービス内容・料金」についての無料相談
(新潟県の方専用窓口)

0120-963-270

営業時間:平日9:00〜17:30 

◆新潟市オフィス
950-0941 新潟県新潟市中央区女池4-18-18-2F
℡:025-383-8868

三条オフィス
955-0055 新潟県三条市塚野目4-15-28
℡:0256-32-5002

パソコン|モバイル
ページトップに戻る