税理士比較サイトのカラクリ

比較サイトは便利ですし、お金もかかりません。
 

では、なぜ無料で利用できるのでしょうか？
 

答えは「紹介手数料」が発生するからです。
 

詳しく解説します。

まず会計事務所は「集客」が苦手です。
会計事務所は集客したい気持ちがありますが、苦戦しています。これは多くの会計事務所には「実績」「集客ノウハウ」が不足しているためです。

そこで「比較サイト」「見積サイト」の登場です。
 

「比較サイト」「見積サイト」は豊富なWEB集客のスキルを武器に、多くのお客様からの問い合わせを集めます。

そして、集客に困っている会計事務所に有料で紹介し、手数料収入を得る、という仕組みです。

紹介手数料の金額は、なんと、初年度の税理士費用の30％～70％程になります。
 

この手数料を負担するのは会計事務所なので、皆さんにデメリットはないように思います。

しかしよく考えてみてください。

会計事務所側から見ると、手数料の有無で利益が変わります。

例：年間100万円の契約をした場合（手数料を50％とします）

➀「比較サイト」等で契約した会計事務所　⇒利益は50万円
➁それ以外の会計事務所　⇒利益は100万円

なんと、利益に50万円の差が出ます！

利益が出る会計事務所は、「お客様向けに低価格で提供する」ことが可能ですし、余裕があるため「サービスの質が高めやすい」環境になります。
 

比較サイトは便利ですが、意外なカラクリがあります。

比較サイトを経由したかどうかで、会計事務所の利益が変わり、結果的に皆さんへの提供価格やサービスの質に影響する、ことがお分かりいただけたと思います。

比較サイトは紹介手数料がかかるため、比較サイトを経由して依頼する場合はその分の料金が上乗せされて見積もりがされる場合があります。
 

紹介会社(比較サイト、見積もりサイト)を経由しないほうが、同じ内容を依頼する場合に安い見積になる可能性があるということをお伝えしました。

ちなみに、
L&Bヨシダ税理士法人では、原則紹介会社を経由しないため、その分価格を下げることが可能になりました。

以上、税理士紹介サイトのカラクリについて、解説しました。

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